2025年ジャパンカップ観戦ブログ ― レコード決着となった歴史的一戦 ―
【ジャパンカップとは】

世界と日本の強豪が集う国際GIジャパンカップは、毎年11月に東京競馬場・芝2400mで行われる、日本を代表する国際競走です。
世界各国からトップホースが集まり、日本馬と世界レベルの戦いを繰り広げる“競馬の祭典”。
そのスケール感や熱気は、他のレースとは一線を画す特別な雰囲気があります。
2025年の開催日は 11月30日(日)。
例年通りの快晴となり、朝から東京競馬場には大勢のファンが集まっていました。

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【今回現地へ行った理由:
去年の覇者ドウデュースの姿をどうしても写真に残したかった】

今回ジャパンカップに行った一番の理由は、
去年のジャパンカップを制したドウデュースの最後の雄姿を、自分のカメラで撮影したかったから。
ドウデュースは、2024年のジャパンカップで見せた“あの逆襲の末脚”で多くのファンを魅了した名馬。
テレビ越しに応援していた当時からずっと憧れていた存在で、
「引退前にもう一度、できれば近くで、あの美しい走りを撮っておきたい」
という思いがずっと心のどこかにありました。
今年は残念ながら出走はしなかったものの、
関連展示やパネル、記念グッズが並び、去年の感動が蘇るような雰囲気がありました。
その空気を味わえるだけでも、現地に行く価値は十分にありました。
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【出走馬と注目ポイント】

2025年のジャパンカップは、世界と日本の実力馬が揃う豪華なメンバーに。
• カランダガン(海外馬)
• マスカレードボール(3歳馬)
• クロアデュノール(3歳馬)
• ダノンデサイル(4歳馬)
• タスティエーラ(5歳馬)
“海外の強豪 vs 日本の精鋭 vs 新世代の台頭”
というこれ以上ない構図で、スタンドの期待感も例年以上に高まっていました。
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【レース本番:衝撃のレコード決着】

午後3時40分、いよいよ運命のスタート。
スタート直後、アドマイヤテラの騎手が落馬。
1000mの通過がハイペースの展開になりました。
向こう正面から一気にギアが入り、各馬が息を呑むような隊列で4コーナーへ。

そして、外からカランダガンが豪脚で一気に前を捉える。
誰もが息を呑んだ瞬間でした。
そのまま他馬を完全に突き放し、
勝ちタイム 2分20秒3 の衝撃的レコード。
東京競馬場にどよめきが走り、観客席が揺れるほどの拍手が沸き起こりました。

2着にはマスカレードボール、3着ダノンデサイル。
僅差で食らいついた日本勢の健闘も非常に印象的でした。
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【レース後の熱気と興奮】

レース後の場内は、興奮と感動が入り混じる独特の雰囲気に包まれていました。
• 「とんでもないレースを見てしまった」
• 「日本馬も強かったけど、今日は相手が化け物」
• 「国際GⅠらしいジャパンカップだった!」
そんな声がどこからともなく聞こえてくるほど、
観客全員が“歴史の目撃者”になった瞬間でした。
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【今回のジャパンカップが残したもの】

2025年のジャパンカップは、
国際競馬のレベル、東京2400mという舞台の奥深さ、日本勢の可能性
――そのすべてを感じさせるレースとなりました。
海外の強さはもちろんですが、
日本馬の健闘も光り、来年以降につながる内容だったと感じます。
そして個人的には、
去年ドウデュースが駆け抜けたこの舞台に再び立てたことが、
非常に胸にじんとくる瞬間でした。
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【まとめ】

2025年ジャパンカップは、
記録、衝撃、感動、そして去年の思い出が蘇る――そんな特別な一日でした。
去年の覇者ドウデュースの姿を追いかけて訪れた東京競馬場。
その場所で新たな歴史が刻まれた瞬間に立ち会えたことは、
忘れられない宝物のような時間となりました。
来年もまた、この舞台に戻ってきたい。
そう思わせてくれる、最高のジャパンカップでした。
